釧路湿原釧網本線ノロッコ号乗車→釧路フィッシャーマンズワーフMOO→帰宅 北海道・道東をツアーで再訪4-1

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JR根釧本線で釧路駅から塘路駅まで「くしろ湿原ノロッコ号」列車にのって、釧路湿原を車窓で眺めます。
釧路駅3、4番線ホームは木柱でレトロ感一杯で、なつかしくおもいました。

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3番線ホームで出発を待っているのがノロッコ号。進行方向左側が湿原をながめるにはベストだそうです。おかげさまで指定席をいただきました。この列車は、冬期には網走を起点とする流氷観光列車になります。

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出発進行──すぐ釧路川河畔に出ます。
霧、水蒸気? だんだん周りの光景がぼやけてきました。

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「岩保木水門」。湿原の水量をコントロールする水門ですが、建設以来使用されていないとのことですけど?──なぜ、少々疑問。

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やがて最初の「釧路湿原駅」。すぐそばに湿原の展望台があります。また、ビジターセンターもありますので、ここから湿原ウォーキングに行けます。

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その次が、順序がいりくりになりますが、細岡駅です。
湿原の様子を写真で紹介します。説明は──しきれないので、はぶきます、ゴメンナサイ。

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川が大きく蛇行して流れています。たっぷり水量をたくわえて、とうとうとゆっくりながれています。

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樹木、草々、色が澄んでいます。

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ここに家があります。ここは湿原のど真ん中です。はげしくこころ打たれました。
湿原に入られたある農家が開拓を進められ、昭和39年に撤退されました。その住居をのこされたままでです、貴重な遺産であるわけです。湿原ですから、日常生活をはたすための足──買い物、所要、交通など、あらゆることは湿原と川を利用して船を用いていました。ふと私の好きな開高健の「ロビンソンの末裔」を思い出しました。もう40余年前に読んだ作品ですが、この農家の状況をしっかり頭に刻み込んで読み返したくなりました。

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ノロッコ号の終着駅「塘路」駅です。約40分の乗車でした。

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塘路駅舎。カヌーの広告看板があふれています。

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釧路市内に戻りそろそろ帰宅のスケジュールになります。
と、その前に、商業施設釧路フィッシャーマンズワーフMOOで昼食を兼ねて腹ごしらえです。釧路特産品、お土産、そしてびっしり並んだ居酒屋が入っています。標津以来の「海鮮丼」をたのみ、北海道名残りの食事にしました。

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たんちょう釧路空港から羽田にフライトです。そういえば、最近の国内便では、ゲートをくぐって怪しいとピーとなるあの身体検査はやらなくなったようですな。いつもひっかかて体をさわりまくられるわたしにとってはとっても物足りない!

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雨の中の離陸かな……

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オオッ! 道東は別れを惜しんであざやかな虹をかけてくれた……これだから北海道にまた来たくなるのです。

ということで、北海道東部の思い焦がれていた旅は終わりました。
でも、もういっぺん知床峠を超える旅をぜひしてみたい、もう自転車は無理なので、クルマで。

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釧路市内ホテル→釧路湿原温根内ビジターセンター木道フィールド 北海道・道東をツアーで再訪4-1

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高層ホテル14階食堂からの釧路市街の展望です。

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今朝もバイキングです。この旅ではすべての朝食は、そういえばご飯を食べていないのですが……おかずと飲み物ばっかりガッツイていました──意地汚い、とカミさんはいいます。

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本日は、釧路湿原オンパレードです。
雨が降っているなか、温根内ビジターセンターから湿原に入ってゆきます。広大な湿原をゆっくり楽しみます。

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Kusiro Wetland っていうんですねえー、知らなかった。
広大な湿原が国立公園であり、特に水鳥の生息地として重要なしっちとしてラムサール条約湿地に指定されています。
特別天然記念物のタンチョウをはじめ野鳥の宝庫(渡り鳥も)。そしてエゾシカ、エゾシマリス、キタキツネも暮らしているとのことです。

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ご夫婦ガイドに案内されて、わたしたちは二組にわかれます。ガイドさんは、自ら作った写真を使って、パネルを指示棒で実物をしめしながら説明してくれます。

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ビジターセンターが時間が早くてオープンしていません。パンフレット類が手に入りません。そのためせっかくのガイドさんの説明が、参照できるものもなく、雨中で記録もできず、ただただ写真に撮って記憶の代替にするだけです。

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ビジターセンターから、ここでも木道が整備されています。むろん湿原をジャブジャブ歩くわけではありません。

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試みに湿原の水たまりにガイドさんが竿を突っ込んで見せてくれました。ズブズブです。3~4メートルなんてものじゃあありません、底なし沼です。なんでも、かつての開拓時代には、湿原のあちこちの底なし沼に、馬、牛、ヒトなどが落ち込みおぼれ死んだ……こわいこわい沼だったということです。

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どこをどう撮れば、湿原をとらええられるのでしょう……
 
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芦、スゲなどの水草が群生していたり──(低層湿原)

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アヤメが咲き誇っていたり──

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枯れた植物が堆積した上にミズゴケ類が生育したり──(高層湿原)

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食虫植物のモウセンゴケも──わが人生ではじめてみました。さすがに虫をとらえているのはありませんでしたが。

「惜しいことをした」とくやしがっているのが、湿原ヤチボウズを写真にとれなかったこと。ヤチボウズとは、スゲの根っこが分解しないままで成長を重ね、さらに冬の凍上現象によって、長い年月に盛り上がってできた坊主頭みたいなもののことです。

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ビジターセンターに戻り、一息入れて、次なる釧路湿原を眺めるノロッコ列車に乗車するため、釧路駅に向かいます。

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JR釧路駅前とモニュメント、それに尖塔のある教会、わたしが経めぐった日本の光景で、ここは屈指の場所です。

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釧路駅です。真ん中奥に見えるのが、自転車日本一周47日目の2008年8月25日に宿泊した「スーパーホテル釧路駅前禁煙館」。
このホテルで、北海道にはいってからの毎日をテントで過ごしてきたカラダをいたわり休ませました。当時にしては画期的な全館禁煙ホテルでした。
そうそう、鹿児島でスーパーホテルを経営するために、このホテルで修行中のスタッフがいましたが、あの方は北海道から鹿児島にもどっていらっしゃるかしら、気になります。鹿児島に行ったらたずねてみようかしら、びっくるするだろうなぁ、それもたのしみにとっておこう。

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根室半島根室岬→厚岸味覚ターミナル→釧路プリンスホテル 北海道・道東をツアーで再訪3-3

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国道44号線をひた走り、根室に向かいます。

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根室市内の街路樹は、函館市内のそれと同じナナカマド。ちょうどいまが咲きはじめか、小さな花々が……この木は秋・冬の紅葉には、赤い実をたくさんつけ、真っ赤に燃えるようです。

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車窓からちょっと奥まっている、この道路の先に見えるのがJR根室本線の根室駅。根室駅を出発して最初に停まる無人の東根室駅が、日本最東端の駅。

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根室の市街地、鳥取からの開拓移住者が作り上げた鳥取町うんぬんのガイドさんの説明を聞いているうちに、道道38号線。左右は原野のような牧場になりました。

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根室半島の突端納沙布岬(ノシャップ岬は別)──のさっぷ岬に到着。
本土最東端の岬です。すぐ目の前が歯舞諸島なのですが、霧が深くて見えません。

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この巨大なモニュメントは「北方四島の架け橋」。
あたりいったいは、「北方領土を返せ!」で満ち満ちています。わたしは、いわゆるソ連、ロシアによる北方日本領土の不法占拠という主張に与(くみ)します。
早く日本に返還されてしかるべきです。

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「祈りの鐘」です。祈りを具体的に……とおもいました。いい音色でしたよ、蔵王山のてっぺんで打ち鳴らした鐘のように。

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「北方館」。ここから歯舞諸島がよーく展望できるとのことです。

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駐車場わきのお休み所で、休憩。そして、お決まりの観光客目当て、特に団体ツアー様向けのお接待とお土産品案内と販売がおこなわれました。

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雨のそぼ降る中を厚岸に戻り、今日は最近人気急上昇といわれている「味覚ターミナルコンキリエ」で、夕食です。コンキリエとはイタリア語、地元の素材を生かした「貝の形をした食べ物」を意味するとか。
ツアー会社のあたらしい企画ですけど……果たして、どうか、お味のほうは。

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2階レストランで炭火焼です。隣接する魚介市場のシュンの食材を、客自らがジュウジュウ焼きます。海鮮炭火焼きバーベキューということ、です。
具材は、厚岸の語源(牡蠣のあるところ)であるカキ、ホタテ、ホッキ貝、サンマ、サーモン晴らすハラス等々、カンカン熾きている炭火に顔がやけるのじゃあないかと心配しながらいただきました。
焼き牡蠣の食べ方(お店の説明パンフによる)──
1、丸みをおびた方を下にして焼きます。
2、しばらくして表面が完全に乾き、中の汁がふき出してきたら、ミディアムとして食べ頃です。
3、しばらくすると口があきます。中の汁がジュージューとなってきたら、ウェルダンとして食べ頃です。
──思い出すだに、アアうまい、もう一回食べたいなあ、です。

食後、一階の小さな水族館を見させてもらいました。

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これらの魚類も厚岸漁港に豊富に水揚げされるので、なろうものならいまいちどこの地を訪れて、いやっというほど食ってみたい、ですね。

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雨の中をこれまたひた走り、釧路プリンスホテルに到着。14階建ての高層ホテルです。おそらくは釧路では最高級ではないかしらん。
釧路にチャリンコで着いたときに泊まったビジネスホテルとは格がちがう、とってもとても。あかるくたのしい夢が見られような快適な睡眠がとれるでしょう、うれしい、です。

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野付半島→標津「うみの公園」→根室風連湖 北海道・道東をツアーで再訪3-2

バスが迎えに来ています。野付半島先端から18キロを走り抜け標津町へ向かいます。自転車でここに来た時には「ただ砂嘴の道を往復37キロを行くのはツライ、それに見るべきこともなさそう」と判断してスルーしたので、いわば「やっぱり来たよー」と……懐かしさ半分の気持ちを置いてゆきます。

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標津町に来ました。なんといっても標津は漁業の町の印象が……町中そのものが海と魚のにおいにつつまれている感じです。いい空気を思い切り吸いました。

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ネットで名の知れている標津郷土料理屋で。おいしい「海鮮丼ぶりとお吸い物」の昼食をいただきます。

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標津神社です。食事の早いわたしはひとあしお先に抜け出して、お店近くの標津の町をブラブラ歩きです。北海道には、じつにさまざまな宗教施設があります。諸宗教、諸宗派いろいろです。おもうに、北海道開発で入植した人々の苦しみ、あるいは望郷の念をいやすヨリドコロにされたのでしょう、そう思う。
何気なところに大きな鳥居、小ていな神社や仏閣、豪勢・ちんまり、見落としそうな道端に……エッ、こんな……とおどろかされます。
いつの時代もそうですが、生きるための悲しい努力をかさねるためには、どこかで助けてもらえるなにかが必要なのでしょう。

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標津漁港に行きたかったのですが、時間が足りない……標津漁港を遠くに見えるここまで来るのが精いっぱい。

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せいぜい「しべつ海の公園」で我慢です。標津番屋のこの建物は、イベントに使われているようです、中は広ーいスペースで、テーブル、水回り、ガス台などなど……BBQ用の道具類もあります。今日は入り口わきの事務所に管理人らしき人がひとりでお留守番でした。

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若くてきれいなお母さんともうすぐ2歳というかわいい男の子が、公園にお散歩、おひるを食べていました。小さな手を一生懸命ふってくれました。いいなあ、しあわせそのものの母子、です。

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さて、ふたたびバスで移動。腹がくちくなって、車内は居眠りのコックリサンばっかり。メンバーのほぼ全員が高齢者、ちょっとのマがあるとすぐ眠くなるのは、わたしにはよーくわかります。
放牧もすっかり見慣れた光景になりました。

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根室に向かって、途中の風蓮湖で一息入れる休憩です。
寒くなりました、雨がポツポツ……

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約300種の野鳥が確認される、全国屈指の野鳥の楽園地です。ラムサール条約登録地です。左手奥の春国岱(けむって見えなかった)とそのふもと一帯の植生とともに、野鳥や動物たちの生息が確認されています。

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道の駅「スワン44ねむろ」でお茶しました。眠気を覚ましました。
本州の最東端根室半島の岬へと、小雨の中をバスは行きます。

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屈斜路湖畔→尾岱沼→野付半島 北海道・道東をツアーで再訪3-1

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屈斜路湖畔のプリンスホテルの室内に額に収められていた地図です。

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朝食は、私の好きなバイキングビュッフェです。食べ過ぎないようにしなければなりません……

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朝食は庭園を眺めながら、デス。
屈斜路湖展望と湖水めぐりは、次の機会にしましょ……いつ来れるかわからないけど。

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尾岱沼漁港で野付湾観光遊覧船にのります。

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野付湾の案内図です。ちかごろこのブログでは、このテの物を添えて文章をはぶくようになっていますね、困ったもんだ。安直なやりかたにはしっています、よくないです。

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乗船です。約30分の航海です。

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これから行く野付半島(砂嘴)について教えてくれます。

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すごいエンジン音をひびかせ、ブルブル船体を震わせてけっこうな速度です。

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湾内の航行で見られるのは、ほとんどがこんな光景。遠くに霞みがちな陸地だけです。トドの姿が見られることもあるそうですが、本日は影も形も見えません。

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三角形の帆が二枚ついている帆掛け船は、この湾内でとれる名物─シマエビとりの「打瀬船」。江戸時代からの伝統がある、とか。

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トドワラ桟橋に到着。激しくゆれる鉄製桟橋です。
野付風連道立自然公園に上陸し、観光歩きをします。

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ゆれる桟橋をバランスを取りながら歩くのは、目線が下を向きますのでだんだんめまいに近い状態になります。酔ってしまうんじゃないかなァ……こわいです。

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やれやれ砂嘴につきました。砂嘴(入り江の一方の岸から突き出した、細長い砂地。天の橋立なども)を、ザクザク砂を踏みしめてゆきます。

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どこまで伸びているんでしょう、ね。かなりの距離がありそう……。

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とにかく、鳥の嘴(くちばし)のように、両方が波打ち際の砂地です。

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鳥といえば……鶴、ツル、つるですよ、3羽のツルが……みんな「オーっ」と歓声をあげています。うれしいです、歓迎してくれているんでしょう、まちがいない!

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砂地は歩きにくいです、そう感じ始めたやさき、この先に木道が見えてきました。

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木道はヒト一人が歩ける幅で30センチ以上の高さがあります。一メートルの高さがあるところはありませんけど、「落ちたら……」って、緊張しながらのウォーキングです。年取ると、どうしても、やることなすこと、臆病になります。

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木道の曲がりコーナーあたり、なにやら塩っぽく一面の砂地が白くなっています。どうしてなんだろう? 疑問に思いながらも、後で確認するのを忘れてしまいました。忘れっぽくなるのも、年取った証拠、ってか。

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立ち枯れの樹木がボチボチと目に飛び込んできました。まだ生きてけなげにたっている樹、枯れて倒れて朽ちている白い木々の群れです。トド松の立ち枯れです。年々その数が増えているので、この光景を残そうにも打つ手なしです。地下水位が大幅に低下しているので、深刻とききました。

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立ち枯れのきぎのあたり一帯は、トドワラと名付けられています。

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トドワラの枯木群の案内──

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ここから先の散策の終着点=野付ネイチャーセンターまでは、まだまだかなりの距離があります。足弱の人向けに500円のトラクターバスが運行しています。なに、わたしらふたりは、歩き切るつもりです、かみさんガンバレ、ってなもんです。

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砂地とはいえ、こんな花や──

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あんな花──

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文字どおり可憐なちいさな花──

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きみ、あそこに見えるのが目標地点だ!
ひだりがわにネイチャーセンター。
ン! 真ん中の高床式の巨大なものは? あとで感心しましたが、津波などの災害避難施設でした。

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ネイチャーセンターからの野付半島展望です。

このあとは、標津方面に向かいます。

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