日本めぐり回顧30(08.10.21) 8月6日分 JR函館駅→(函館バス)→せたな町 道の駅「てっくいランド大成」
東京JR上野駅からJR函館駅まで6時間弱で来る時代になりました。飛行機であれば1時間です。いわゆる移動手段がドンドン高速化しているわけですが、それは都市間移動のこと、その他は車社会ということで、道路だけが整備されています。車に無縁(免許不所持)な人はバスに頼らざるを得ないわけですが、その路線たるや縮小されっぱなし。じじつ私が利用する便は一日2便しかありません。函館駅から再出発地までは函館バスを利用しますが、3時間15分かかりました。函館駅では80%ほどの乗車率でしたが、停車するごとに客は減っていきます。
乗り換えの柳崎では、わずかに5人しか乗り込みませんでした。しかも新たに乗車する人は中学生が3人だけでした。夏休みということも影響したのかもしれないと思いましたが、乗り換えを待つ間にこのお兄さんにたずねたところ、いつもこんなもんだ、と教えてくれました。ということは、採算は明らかに困難な状況なのでしょう。いつ廃線になっても不思議ではないわけです。まさしく「田舎暮らしにとって車を持つのは絶対必須条件」です。好むと好まざるとには関係ありません。ガソリン価格の1円上下変動に神経質になるのがやっとわかりました。
わかりますか? 親子熊岩です。バスの左側の席は海岸に面しています。自転車で通ったときは雨天でしたから、奇岩・怪岩の写真を撮り損なってしまいました。今日はバスの中から窓越しにしっかりとらえました。あまりに近くだとわかりにくかった造形の不思議も、こうして写真で見ると、なるほど親熊の前で小熊が甘えるように前足立ちしている姿そのもの、感心しました。たいしたもんです自然は、長い年月でこんな形を作り上げるんですから。波、風、それとも……なにがこれを作り上げたんでしょうか、わかりません。ほかにも3か所ほど名前の付いた岩がありました。でも名前は記録できませんでした。
道の駅「てっくいランド大成」の直前で雨が降り始めましたが、日本めぐり休止地点に無事帰ってきました。いろいろご迷惑をかけたこととお世話になったお礼を述べて、自転車と荷物を受け取りました。自分で可能な範囲の点検をしました。45日ぶりに自転車に乗ってみました。勝手がちがう印象で、のっけにフラフラして蛇行です。笑っちゃいました。「おいおい、これから先、ダイジョーブ?」って自問です。道の駅前は道路を挟んで平浜海水浴場です。一階が食事所、二階は海水浴場の監視所です。今日はだーれも泳いでいません。でも、監視員は3人もいるのよね。もったいないからブログの更新用の電源を借りました。
テント泊の支度をしていたら声をかけられました。道の駅でお話しました。男性は福井県越前町で豆腐製造会社の会長さんです。日本全国の灯台を、軽自動車のライトバンで寝泊まりしながら写真を撮っている方です。ここの駐車場を利用するのは3回目で、明日は茂津多岬灯台を朝早く写真に撮る予定だそうです。茂津多岬は海面から灯台までの高さが日本一なんですって。灯台フェチって自称です。『サライ』だったかな(?)熟年雑誌にも紹介されているほどの方です。女性はつい先頃まで神奈川県厚木で暮らしていた方で、5人のお子さんをお持ちです。一見ではとてもお若いのでまさか、と信じられませんでした。
どうやら、この分で行きますと、北海道ではいろんな方々と行き会いそうです。明日からが楽しみになってきました。そのためには、私の方から話しかけることを心がけましょう。
仕事からフリーになったことは、日常のもろもろからフリーになったのではありません。鬱々とした日々を送ることを嫌うのなら、それなりの覚悟をしなければなりませんよネ。その覚悟が日本めぐりを支える気力なんです。
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コメント
親子熊岩よくマー探すよネ!
何でもない道も立派に出来てますデス??
バス停の風景はローカルでイインジャない!!
車を運転しない人は車を批判的に見ながらの旅、経済活動の必要性から私は運転しますが、ノンビリの人生なら多分免許なくてもそれほど困らないのかも?
観光での出会いと違い、まさに旅人同志で声もかけやすくなっているのではありませんか。やはり旅をしないと人間は磨かれないのかも??
人生にフリーってないよ。フリーになりたきゃ人間解散。憲法は勤労義務と納税義務、そして教育の義務を課してますから (*_*)
鬱々の日々なんぞあたしには無縁! スキあらば何して遊ぶかバッカ考えてる……
このあいだ床屋行ったらそこのおかみさんから、「あんたの奥さんが『諦めてる』って言ってたヨ!」だってさ v(^o^)v
投稿: たーぼ | 2008年10月22日 (水) 14時53分
人生で、これほど自分をさらけだした経験はないだろうと想像はつく。
どちらかというと、引きこもり人生だったから。
あえて、人との交わりを最小限に保つ。
まあ、本という最良の友人がいたから、寂しくはなかったろうし、必然性もなかったのだろう。
この年にして、公園デビュー。お友達作り。状況がユニークなだけに、羨ましいほどに多岐にわたり、面白い。
私も、旅をすることが仕事の中身だったから分かるのだけれど、こうした交流を持つと言うことは、かなりの勇気と気力が必要だ。
飛行機の旅がほとんどだったが、後年は隣席と会釈すらわずらわしいほど、倦んでいた。
10時間、15時間全く他人と会話なくひたすら読書をしていたっけ。
投稿: yac | 2008年10月22日 (水) 03時26分