屈斜路湖畔→尾岱沼→野付半島 北海道・道東をツアーで再訪3-1
屈斜路湖畔のプリンスホテルの室内に額に収められていた地図です。
朝食は、私の好きなバイキングビュッフェです。食べ過ぎないようにしなければなりません……
朝食は庭園を眺めながら、デス。
屈斜路湖展望と湖水めぐりは、次の機会にしましょ……いつ来れるかわからないけど。
尾岱沼漁港で野付湾観光遊覧船にのります。
野付湾の案内図です。ちかごろこのブログでは、このテの物を添えて文章をはぶくようになっていますね、困ったもんだ。安直なやりかたにはしっています、よくないです。
乗船です。約30分の航海です。
これから行く野付半島(砂嘴)について教えてくれます。
すごいエンジン音をひびかせ、ブルブル船体を震わせてけっこうな速度です。
湾内の航行で見られるのは、ほとんどがこんな光景。遠くに霞みがちな陸地だけです。トドの姿が見られることもあるそうですが、本日は影も形も見えません。
三角形の帆が二枚ついている帆掛け船は、この湾内でとれる名物─シマエビとりの「打瀬船」。江戸時代からの伝統がある、とか。
トドワラ桟橋に到着。激しくゆれる鉄製桟橋です。
野付風連道立自然公園に上陸し、観光歩きをします。
ゆれる桟橋をバランスを取りながら歩くのは、目線が下を向きますのでだんだんめまいに近い状態になります。酔ってしまうんじゃないかなァ……こわいです。
やれやれ砂嘴につきました。砂嘴(入り江の一方の岸から突き出した、細長い砂地。天の橋立なども)を、ザクザク砂を踏みしめてゆきます。
どこまで伸びているんでしょう、ね。かなりの距離がありそう……。
とにかく、鳥の嘴(くちばし)のように、両方が波打ち際の砂地です。
鳥といえば……鶴、ツル、つるですよ、3羽のツルが……みんな「オーっ」と歓声をあげています。うれしいです、歓迎してくれているんでしょう、まちがいない!
砂地は歩きにくいです、そう感じ始めたやさき、この先に木道が見えてきました。
木道はヒト一人が歩ける幅で30センチ以上の高さがあります。一メートルの高さがあるところはありませんけど、「落ちたら……」って、緊張しながらのウォーキングです。年取ると、どうしても、やることなすこと、臆病になります。
木道の曲がりコーナーあたり、なにやら塩っぽく一面の砂地が白くなっています。どうしてなんだろう? 疑問に思いながらも、後で確認するのを忘れてしまいました。忘れっぽくなるのも、年取った証拠、ってか。
立ち枯れの樹木がボチボチと目に飛び込んできました。まだ生きてけなげにたっている樹、枯れて倒れて朽ちている白い木々の群れです。トド松の立ち枯れです。年々その数が増えているので、この光景を残そうにも打つ手なしです。地下水位が大幅に低下しているので、深刻とききました。
立ち枯れのきぎのあたり一帯は、トドワラと名付けられています。
トドワラの枯木群の案内──
ここから先の散策の終着点=野付ネイチャーセンターまでは、まだまだかなりの距離があります。足弱の人向けに500円のトラクターバスが運行しています。なに、わたしらふたりは、歩き切るつもりです、かみさんガンバレ、ってなもんです。
砂地とはいえ、こんな花や──
あんな花──
文字どおり可憐なちいさな花──
きみ、あそこに見えるのが目標地点だ!
ひだりがわにネイチャーセンター。
ン! 真ん中の高床式の巨大なものは? あとで感心しましたが、津波などの災害避難施設でした。
ネイチャーセンターからの野付半島展望です。
このあとは、標津方面に向かいます。
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