あちこちの町歩き

北海道バスツアー 阿寒湖→足寄→日勝峠→占冠→新千歳空港→帰宅

疲れました、コンが続かなくなっています。わけてもカミさんの疲労はいちじるしい。今日は、見たい行きたいスポットではなさそう。ありがたいことです、車中睡眠に専念しましょうか、かもさんともども。

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アイヌコタンは雪の中、早朝訪問をかんがえたけれど、やっぱりやーめた、さむいから。

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ならば、朝風呂にはいり、からだをあたたかくして阿寒湖を見に行きましょ。野口雨情の歌碑のむこうに阿寒湖がひろがっています。でも、これより先に行くには雪の中へ、です。やっぱり寒そうなのでやーめた。まえに、湖上のワカサギ釣りを経験したので、いまさら……。

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広ーい食堂で(この写真のずーっと奥と右手にひろがっている)、和洋中フルーツ飲料バイキングです。食べ過ぎないようにしないと、と自制デス。

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本日のコースは、帰り優先なので出発までは時間がたっぷりあります。ホテル内に設けられた10店舗弱の花見小路で、はやくもカミさんはお土産の買出しをやっています。運ぶのは、いつものようにオレなのかしら?

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なんせたっぷりな時間、フロントロビーでバスの到着をのーんびり待ちます。サービスコーヒーもあることだし。
じつは、わたしたちは、二組といっしょにほかのグレードアッププランの割り増し料を足したのでした。ほかの大半の客は……。
こういう格差がツアーのなかに作られるのはいけませんね。

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動き出したバスは、午後になるまで雪道を走るとのこと。昨日のような吹雪ではないことをいのります。すぐに爆睡にはいります、われわれは。

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松山千春さんのふるさと足寄、千春さんの学校友達が経営する「あしょろ庵」で小休憩を兼ねて昼食の積み込みです。

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そして、雪はやんだようです。ふたたび走れ走れ、です。寝よう寝よう、でもあります。

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十勝平野をぐるーっと一望の下に展望できる、日勝峠につきました。居眠りからめざめた目には、この白い景色はまぶしすぎる……。

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もう、まるで外を眺める気にはならないで、ひまになったらウトウト。これがなんとも気持ちがいいったらありゃしない。
ガイドさんあまりしゃべらなくなった。たまにポツンと、間を置いてしゃべるだけ。「前方の板カマボコがつながっているようなのは、JRを吹雪から守るシェルター
で、線路をそっくりおおっているものです」だって。眠さをこらえて見なくても、よかった気がした──。
だらけきってしまったのだ、きっと。

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出発二時間半もまえに、新千歳空港に到着、早すぎた空港待ちになりそうです。

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かえろ帰ろ、です。10分遅れだそうです。いいじゃないか、10分ぐらいおくれたって。ただ、家にかえるだけなんだから。これってところに行くのじゃないからね。

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さんざっぱら降りやがった空も、帰るとなったら、こんなにも晴れ上がりやがったよ。だれかが、いやみな祈りでもあげたのかもしれないな。

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ヒコーキでも、寝癖がついたようで、シートベルトを締めたとたん、離陸も知らずに寝てしまいました。横からつつかれて、まもなく羽田を知らされました。

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なるほど、お台場観覧車の遠くに、東京スカイツリ-がボーっと突っ立ち、上ほうの白色光がくるりクルリまわっています。

真冬に逆戻りした北海道からかえってきたことになります。これはこれでいい旅をしたことになるのでしょう。

おつかれさまでした。

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北海道バスツアー 知床→摩周湖→弟子屈→阿寒湖 阿寒湖鶴雅ウィングス

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バス車内から水滴でくもったガラス窓越しに外の吹雪の様子は、走るほどに強まっていることがわかります。

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斜里ウトロにもどり、道の駅でホッと一安心の休み。この先どうするか……ドライバーとツアー添乗員が協議しているようだった。

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われわれツアー客たちは隣接する知床遺産センターで、知床半島のもろもろの展示説明・案内を見ながらお勉強です。見れば見るほど「いいなあ、知床は」です。

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と、気になった案内情報がありました。
すでに知床峠は閉鎖され行けなくなっていることは承知していますが、ここに記された「知床半島めぐりクルーズの全便欠航」のお知らせは、ウーンと絶句です。峠には行けないワ、船による半島めぐりはできないワ、では、なんのための今回ツアーの参加か、まったくわからなくなりました。やめてよ、って叫びたい!

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で、屈斜路湖よりもこの雪なら摩周湖なら行けそうだ、との判断で、ドライバーさんの「まかせてください」で出発です。どんどん降ります、ずんずん積もります、しんしんと……さながら雪中行軍のようです。

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おいおい、除雪車も出ているよ。除雪車のワダチがあっというまに消えるのを見ながら後についていましたが、のろいスピードにとうとうドライバーさんは追い越してしまいました。ウデに自信があるんだなあ、とある意味安心していました。

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屈斜路湖方向も、こんな積雪状態、なるほどこれじゃあね、行かないほうがいいでしょうね。

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着きましたよ、摩周湖へ。展望台へともかく行きましょう、どんな光景が見られるかたのしみに。

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展望台の最高部からの摩周湖はごらんの通り、湖面はまったく見えません。
「霧の摩周湖」どころか「吹雪の摩周湖」でした。布施あきらさんに言いたい「どうしてくれる!」と同伴のおじさんがつぶやいていましたが、こればかりはしかたがないやね。

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そうそうに、摩周湖から山路を下り、弟子屈に向かいますが、一帯は名立たる強風地帯で、途中道路下に吹き飛ばされて(たぶん)事故っていた軽自動車がJAFに助けられていました。ここにも除雪車が活躍していました。

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「大丈夫ですよ」というガイドさんの声をきくたんび、車を運転しないわたしには不安が育っていく……年取ってきたからでしょう、最近なんに対してもオビエが先立つようになってしまった。すっかり臆病になったのです。

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とうとう走行中はウタタネもできなかった。阿寒湖温泉への矢印を目にして、ほんとにうれしかった、のです。

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阿寒湖温泉 あかん湖 鶴雅ウイングスで今夜は宿泊です。チョウチンを持つつもりはありませんが、北海道で11宿を展開する鶴雅グループの経営です。
参加した団体ツアーをはじめ、このての旅行で利用するような宿泊設備ではないような、きわめてグレードの高いホテルでした。よかったら、こころみにネットでしらべてみてください。

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荷物を部屋において、5分も離れてはいない「アイヌコタン」を再訪しました。

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雪ですべる、相変わらず風も強い、そしてなによりかにより、とってもさむい。
カミさんともども前に厳冬下に来たことがあるから、「もう宿に帰りましょ」にしました。懸命な判断です。

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ホテル内のエントランスや、アイヌ文化ギャラリー、そしてでっかくて広々とした三つの大浴場とスパ施設をゆったりめぐって、のーんびりしました。

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就寝前に窓から外をながめたら、完全に真冬にもどっていました。
今日一日、春先の北海道ならぬ冬景色の道東をたのしませてもらいました。

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北海道バスツアー 斜里→ウトロ→知床峠→知床五湖

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バスの中から高い樹の上に羽根を休めている尾白ワシを見つけました(わかるかしら、真ん中左よりに写っています)。知床らしさの第一報になりました。

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「おしんこしんの滝」は三回目の訪問です。雪解水で水量は豊富です。チャリンコで8年前(東京から出発して44日目の8月21日)、きたときにもザーザーと音立てて滝は流れ落ちていたっけ。再訪したときは真冬の夜だったので、滝口への道は凍結していて登るのに苦労したっけ。

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北海道ならどこにでも生い茂っているフキノトウも新芽からいよいよ成長をはじめている。おどろくほどでかーいフキノトウになります。内地と違って、こちらの人はあまりたべません、もったいないけど。

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ずんずんずーんと知床岬へ近づきます。

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ウトロの市街地を通り抜け、ここは地の果て。知床さいはて市場で昼食をとります。

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海岸にカニを商いがてらのラーメン店があり、その隣にはシーズンインのときの「知床キャンプ場」の案内小屋があります。わたしは「知床国設キャンプ場」にテント泊しましたが、そばに温泉施設もあり快適でした。もっとも、夜分にはテントのわきにエゾシカが寝に来たのにはおどろきました。

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さあ、いよいよ知床峠へゆこう! と……
ゆきがひどくなり、知床峠への道は通行止めになってしまいました! 
ガアーンです、峠へ行けるからこそのツアーだったのに。なんのためにきたのか   わ・か・ら・な・い! はげしくブーイング ブー ブー。
ツアー会社の添乗員さんとバス会社の運転手・ガイドさんが協議して、予定を急遽変更したそうです。で、とにかく通行止めの知床道路へ出発です。

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どこに行くかは「着いてからのおたのしみ」で雪の中、峠をのぼりはじめます。
上り坂がつづき勾配が増す地点の三叉路で、右へゆけば知床峠への道の分岐点を左折しました(チャリンコのときにはこんなところはなかったと記憶している)。

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ここら辺では雪が少なく行き交う車もない山道を、蛇行をつづけながら、のぼりつづけます。

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ついたところは「知床パークサービスセンター」。
ガイドさんから説明がありました。「知床五湖に到着です。あいにくの吹雪ですが、どうぞ五湖を見物してくださいませ。行ける方は自己責任で」と。

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吹雪にたたずむのはわたしです。全五湖をめぐるには、センターでレクチュアーを受けなければなりませんし、ゆうに2時間はかかります。
この天候では、第一湖かその手前の展望台まで行くのが限度でしょう、とのセンターのアドバイスでした。ま、とにかく行ってみましょう。

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6年前に開設された知床五湖めぐりの木道と遊歩道は、吹雪で積雪10センチです。

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わたしたちのツアーが、今日始めての団体だそうです。

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熊笹の生い茂る原野を貫いて木道がくねくねと伸びています。視界はあまりよくありません。さらに吹雪は激しさを増し、体ごと飛ばされそうな勢いになって来ました。

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木道の高さは5メートル以上あります。熊が昇れないようにと、電線が張られ強い電流が流されています。

展望台にやっとたどりつきましたが、柵につかまっていないと立っていられません。シャッターを押したくても押せません、どころかカメラが雪にまぶれてきました。そうそうに退散です。結局ひとつも湖を見られませんでした。
知床五湖観光は別の機会にとっておきましょう、生きていられたらですが……

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われわれのツアーで展望台まで行ったのはけっきょく4人だけでした。最高齢者はむろんわたしです。
ですが、もう無理は禁物、というよりそれさえできずに、文字通りやっとこさっとこで、知床パークサービスセンターにかえってきました。疲れたー、こわかった!

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もしも、もしもですよ、このブログを見て「行ってみようか」と思われた方のために、知床五湖の案内を載せておきましょう。がんばっていってみてください。

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北海道バスツアー 温根湯→留辺蕊→美幌→網走藻琴→斜里

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いつものように4時起きの早い目覚めです。宿の部屋の窓からの無加川は雪景色、どうやら夜中に天候は雨から雪に変わったようだ。

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24時間利用できる朝風呂を浴びに行く途中の中庭も雪が積もっている。4月の末だというのに、さすが北海道のど真ん中、寒いんです。
雪見の露天風呂もいいかなと、タオル一枚をもって大浴室から出たものの、これがとんでもなくサ・ム・イ。

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今日は遠出だということで、7時半の早いい出発。視界が悪くなるほどの雪模様。吹雪にならなければいいのだが……

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春をひかえた道道の暴風柵は、棚状の風止めをすでに上げています。
ために、この吹雪は、なんのさえぎるものもなく、道路にモロに吹きつけ舞っている状態だ。「完全に真冬にもどった」とガイドの嘆きでした。

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内陸部からオホーツク海にぬけると、雪はやみ雨に変わっています。トイレ休憩は、網走の海鮮市場で。前回ここへ来たときには、

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海鮮市場の海岸には、流氷が着眼したあとの氷の堤防ができていて、冷たい風が吹き荒れていたもんだ。

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オホーツクの海岸に沿って、網走とは逆方向の斜里に向かいます。
海岸にいちばん近い駅として名高い「北浜」駅。今回は立ち寄らずに通過。
8年前に自転車で、ここにたどりついたときには、深い感慨をもよおし、やがてゆきつく知床半島に、思いはふくらんだものだったが……

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「小清水原生花園」も車窓からだ。JRの駅がぽつんと。シーズンの観光客を向かえる以外には乗降客がいない小駅のたたずまいも、これはこれでいいものだ。

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そしてふたたびオホーツク海岸線から内陸をはしってゆくことに。
途中「山崎菜園のじゃがいも苑」も通過。自転車でここについたときは、昼時だったので、おいしいバタじゃがをいただいた。そこに、若いサークルの一団が食事をとっていた。きけば、東京大学競争部の清里での夏季合宿の長距離走練習だとのことだったなぁ。

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ふたたびオホーツク海岸にでて、遠く知床岬が見えてきた。
急に体内にアドレナリンが満ちてくるのを感じた。気分がハイになってきた。

「よくもまあ、東京からこんなところまでチャリンコできたもんだ!」と、フルエに襲われた。

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北海道バスツアー 美瑛→旭川→層雲峡→温根湯

カミさんとわたしの体調回復をたしかめること、負担のかからない旅、それにはかつての思い出の場所に行くのがふさわしいと、今回のバスツアーに参加しましたが、どうやら季節が早すぎたような感じです。なんとなく、何かが起こりそうな気配がじょじょにしてきました……

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富良野から大雪山系を見ながらバスは先へ向かいます。

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やがてバスの車窓に開けてきたのが、美瑛の畑作地帯、みわたすかぎりのはたけ、畑……

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まもなく迎える春に向けて、畑は掘り返され、そろそろ種まきの準備に──
道端には蕗の薹がびっしり育って、うす黄色のベルトを伸べているよう。

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美瑛に設けられているグルリ360度の展望台で、北海道の広さを堪能です。アルプスのハイジ、みたい、なんですって、とカミさんがいう。

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時間があれば、スケッチしてみたい。

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いいなぁ、いちにちじゅう、ここでボケーッとしていたい、なにもしないで。
今回参加したバスツアーは、やれ行けそれ行け、とばかりに北海道の中央部を東西に貫いてはしりにはしるコースなので、のんびりしているヒマはない。「まもなくバスは出発です」だって。

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美瑛は畑作のために広大な土地を開拓したところ。ところどころに、こうした一本の種類の違う樹木があるのは、土地の境界を示す目印に残された、という。

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まっつぐ伸びた線路と無人駅、ホームの待合小屋を仮り宿にしたらいいだろうなあ、きっと。

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原野の鉄道、ホームだけの駅、齢がさかのぼれるならば、ここまでトコトコ列車できて、このホームにおりたってみたいものだ。

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バスの振動でいい気持ちで居眠り……目覚めたら層雲峡を通りすぎていた。かつて厳冬の層雲峡をたずねて一泊したときには、わざわざクルマをだしてもらって、層雲峡めぐりをしたので、居眠りしたのもやむをえなかったのでしょう。

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石北峠を越えて、北の森ガーデンで小休止タイム。たしか、この近くに「キタキツネ牧場」があったはずですが、もうとっくに廃業したときかされました。わざわざキタキツネを見るという観光需要がなくなった、ということだそうです。

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午後6時です。留辺蕊の無加川のほとりの天然温泉・温根湯温泉につきました。今夜のお宿です。「大江本家」です。ネットであらかじめの模様を承知していましたが、正直に言って「この時期のバスツアーで、こんなにいい宿に泊まれるの?」でした。文句なし、です。
夕食を済ましたころから、ありゃりゃ、雪が降りはじめましたよ、しかもいきなりの吹雪状態で……

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ちょこっと北海道へ行って来ました。

老いの繰り言ですが、体調もだいぶ回復し、目の状態もよくなりました。メガネのつくりかえで視界もこうてんしました。

ということで、北海道へちょこっと旅行に行って来ました。パソコンは持ってゆきませんでした。したがって、旅の様子はリアルタイムではブログへアップできませんでした。
旅のポイントポイントで、写真中心でオープンしましょう(この連休中に終えられるようにアップします)。

旅行会社の団体バスツアーに参加しました。悪天候と降雪・積雪で、観光プランの過半はカットされ、代替地をたのしまされました……

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4月28(木)、早朝、羽田空港から新千歳空港へ。
自宅を出るときにはすでに雨が降っていました。荷物を少なくしたいのでビニール傘を差して出かけました。ずぶぬれで、前途があやぶまれました。

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新千歳空港は連休直前にもかかわらず閑散としていました。東京とおなじ雨天でした。

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道央高速道で一道東に向かいます。途中砂川で砂川ハイウェイオアシスで昼食休憩(というより車内食事のための弁当積み込みの合間のおやすみ)。
5年ばかりまえの真冬にここへ立ち寄ったときには、この玄関前に巨大な雪の滑り台がつくられていました。キャーキャーいいながら、すべりまくり、転げまわっていたカミさんには、もうその元気がなくなりました。さびしんもんです。

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ハイウェイオアシスの小公園(もどき?)には、ツクシが芽を出していました。東京では桜が終わり、ツツジがあちこちで咲きこぼれているというのに、こちらではやっとツクシを目にできるようになったのです。「北海道では、今週はじめに函館で開花宣言が出た」とバスガイドさんが知らせてくれました。まだ、寒いんです、北海道は。

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雨の中、バスは順調に走ります。雨はこやみになってきました。
美唄を通り過ぎるころには空も青くなりました。
この「北」の字が刻まれたような山は、もと美唄炭鉱で掘り出されたボタ山。炭鉱閉山後の歴史は、もはやボタヤマ表面にも樹木が育って、ごらんの景色に。

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高速道は「花人街道(といわれてもよくわからなかった)」を走り続け、富良野の「ファーム富田」に着きました。
快晴です。抜けるような青空です。でも、冷たい風がびゅーびゅーです。それなりに防寒ダウンを着ているものの、肌差す冷気にはかないません。
よく見る富良野のラベンダー畑のあのみなれた景色はどこにもありません。
「そりゃあ、そうです。いまは真冬なんですよ。ラベンダーは7月上旬がいちばんの見ごろ。いまはそのお支度中です」って。ガイドさんのつれない説明でした。
富田ファームには、花人の畑、倖の畑、春・秋の彩りの畑、トラディショナルの畑などいくつもの畑があります。テレビなどで見る紫のラベンダー畑はトラディショナルラベンダー畑だそうな。写真の球根花やビオラ花など四季咲きの花々の畑で、並木道にはポプラの木が植えられています。

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そして、遠くに雪をいただいて十勝岳連峰がそびえています。たくさん写真におさめました。雪山の景色を堪能しました。

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植えたばかりの畑も見ることができました。そばに温室があり、観光客のためにと、早咲きラベンダーも栽培されたいましたが、しょせん畑で咲いているものはかないません、ブログにアップしてもゲンナリするだけです。割愛します。

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花を見に来たのに花がないのはかわいそう……そんなヒト向けに(とわたしがたっけに解釈)、「ドライフラワーの舎(いえ)」が設けられています。日本で最大規模のドライフラワー展示スペースを誇っています。圧倒されるばかりで、なにがなんだかわからない花イッパイのおウチでした。

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バスはさらに東へむかってひた走ります、車窓に大雪山系を眺めながら、です。

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さくら 花 拾遺

どうやらことしのサクラ、花見はピークを過ぎたよう。
名残を惜しみつつ、記録を残してみようと──

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荒川閘門公園からのサクラ俯瞰。むせるばかりに満開です。

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向こうに見えるのは、首都高速中央環状線船堀ICあたり。

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散り敷く花見。有料バーベキュー広場には、逝くさくらを惜しむひとたちでいっぱい。風情があるのかしら、これで?

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毎年、さいごに真打登場となるのがシダレザクラ。ここにもたくさんの人出が。あー、これで今年のサクラはおわりに。

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「群れるばかりが花見じゃない」とばかりに、古式ゆかしくおおきな桜木の下に。むしろじゃなくて、ブルーシート。カンパーイ、のあとに手踊りが出ると、むかしなじみの花見になるのだけれどなぁ(ぜひ、そうしてほしいですよ)。

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どなたが手入れされているのかしら、ハートが……
サクラにつづけ、ですか?

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いろどりあざやかにツツジも花を開きはじめた。
(水彩にまとめようと何度もチャレンジしたけれど、むずかしくておもうようには描けない、くやしい花なんです)。

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紫木蓮も、描くのがとてもむずかしい。べつにボタニカル・アートにしたいわけではないのだが……けっきょく未熟ということなのかも。

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もうちょっと、かな…… 

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このところ体調もよくなり、どうやら普通に暮らせるようになりました。ながいとじこもりでした。夕方散歩も復活できました。ほぼ毎日、重いザックをしょって、ようようあるいています。

元気でもとどおりに、平気にどこへでも行けるように、と体調をととのえています。

散歩コースの折り返し点の小松川橋のサクラはもうちょっとで「開花宣言」かな。3輪の花を押し立ててあとにつづけ、とばかりにツボミたちがむらがっています。

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高松観光、帰宅へ

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ふたたびうどんバスに乗車です。乗客三人だけで、なんだか申し訳ないです、いいえー、これでもしょっちゅう満員になるのですから、とガイドさんが慰めてくださった。

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市内中心部にもどってから、壇ノ浦合戦で有名な、平らなお山の屋島の麓へ着きました。お山のてっぺんには四国遍路83番札所の屋島寺があります。歩いてこの札所に到達した感激は、なんど経験しても、後もう少しがんばれば、の安堵感にホッとします。
屋島寺へのぼるには、とってもきつい勾配をゆきますので、足弱の遍路さんはかつてはケーブルカーでゆきましたが、いまは運営会社が倒産して、有料道路の迂回バスを頼ることになっている、とか。遍路道も、つねに変わります。

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四国の古建築を集めた「四国村」30戸余りが建っていますが、今日はうどんを食べるのが目的なのでパスです。次回4巡目の遍路では、ぜひ行ってみましょうか、ね。

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農家のかたわらに木造の公衆ボックスがある光景は、郷愁をもよおすものがあります。

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どこに建っていた物でしょうか、洋館もあります。

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水車小屋には、水路を引き込んで、ザーッ、ザーッと。

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一段低い奥まったところに、そのうどん屋──「わら屋」があります。かやぶきです。釜揚げうどんとテンプラ盛り合わせのトッピングを注文です。

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「わら屋」では、お客の注文を受けてから、うどんをゆで、テンプラを揚げて、膳に運んでくれますが「お席でしばらくお待ち願います」とのこと。

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「よろしかったら、店内をご見学ください」って。大きな農家を移築したので、この天井の梁……すべて店内はこんな具合でした。

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上手に立派に表装された額が掲げられています。そうなんです、四国88ヶ所遍路札所の納経がすんで記帳された人に手渡される、その寺々の本尊の御影像のお札を貼り混ぜた額です。
わたしは、歩き遍路3巡していますから、これの三つ分のお札をもっていますが、表装して掛額する予定はいまのところなし、です。

──とここまでブログ更新していたところに震度5、マグニチュード6.2の襟裳岬そばの地震が発生! インターネット回線が混みはじめたのか、ブログアップがフリーズ→やがて緊急停止になってしまう。

以下は、もう一度ブログアップのやりなおし──
ごご1時からのNHK BSプレミアム「二十四の瞳」デジタル・マスター版をなんとしても見たい!との焦りに追いまくられました。だって、行ったばかりの「二十四の瞳」を、今日見る強い因縁をおぼえたからです。見たら、泣きます、きっと。

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腹がくちくなり、バスは高松市内をゆっくり走ってそぞろ町並みの見物で、眠気に襲われはじめたころ、高松駅に到着です。
うどんバラは長持ちしませんね、すぐおなかがすいて駅で軽食しました。
これでこのたびのタビ──旅はおわりに。
快速特急にのって、瀬戸内海をこえて岡山へ。

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岡山から新幹線で、東京へ向かいます。夜遅くなりますが、今夜中には帰宅できます。はやいもんですね、新幹線は。そしてますます日本は狭くなりますネ、じゃなかった便利になりましたね、デスね。

(朝日新聞)
二十四の瞳 1954年。高峰秀子。瀬戸内海の島を舞台に、新任の女性教師と子供たちの心の交流を描く。分教場に赴任してきた女性教師は、12人の新入生と絆を深めていくが、けがをしたことで本校へ転任する。数年後、高学年になった子供たちは本校で彼女と再会するも、戦争が皆の運命をくるわせていく。木下恵介監督。

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高松観光──2 池上製麺所、栗林公園

琴参バス 讃岐うどん味めぐり半日コース「つるりんtoりつりんコース」を観光します。

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乗客は3人──たしか琵琶湖からのおじさんとわたしらの計3人だけ。運賃は12:40~17:20の約5時間乗車で、大人800円(土・日・祝日は運休)で、行く先への足が確保できる仕組み。
バスドライバーは妙齢の女性(言葉通りです)、それにバスガイドがつきます。

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まずは、30分ほどのドライブで、「池上製麺所」。引き句は──讃岐うどん
界のアイドル「るみばあちゃん」に会える店。小さな製麺所から総ヒノキ造りの店構えに移転。丹精こめてつくるコシのつよいうどん……」

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ここで、釜玉うどんを注文してトッピングをえらびます。トッピングは、名物の具のたっぷり入ったギョーザのテンプラをチョイス。レジで薬味を入れて計377円のお支払い。

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るみばあちゃんとお客さんの「よくきましたね」の熱い抱擁!
おばあちゃんはおんトシ90歳、元気にはたらいていますが、孫にうどんの製法を伝授した、とか。
おばあちゃんから9条の会、そうがかり委員会などの衆参両院議長と総理に提出する「戦争法案の廃止を求める統一署名」署名を求められました。えらいもんですねえ。戦争はぜったいいけません、原発再稼動もゆるせません、と熱っぽく語ってくれました。わたしに否やはありません、呼びかけに賛同し署名しました。夏の暑いときに国会デモにゆきましたよ、というとニコニコほほえんでいました。

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30分のうどん昼食のあとは、国の特別名勝「栗林公園」の散策です。しょうじきいって、これほどのすばらしい庭園とは思っていなかった。二本三名庭園とされる、金沢後楽園、岡山後楽園、水戸偕楽園のいずれにも入園しているが、ここ栗林公園はそれらと決してヒケをとらないと感動した。
あれこれのことより、写真をたくさんアップします、ごらんください。

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自然の景観を生かした状景に息を呑み、置かれた建造物のたたずまいの妙に感嘆しきりでした。六つの池と十三の築山を配した回遊式大名庭園を、一時間で見て回るのは至難のわざでした。

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まだまだ、すばらしい景観があるのですがこれくらいでおおよその様子をつかんでいただけるのじゃあないかしら。

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出口の脇に、もうひとつの見せ場、それは鴨引き堀をうかがう鴨の猟場。東京にも葛西臨海公園に、こんな猟場がありましたっけ。

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ようやく栗林公園の出口へ着くと、なんと、「足元のホコリ取りにハタキをご利用ください」と、これまた昔どこのご家庭にもあったハタキが。足代に屈を乗せて、パタパタ。真っ白に土ぼこりをかぶった靴がきれいになりました。

けっこうつかれました。

さて、一時間も栗林公園をせわしなく歩き回ったおかげで──うどんバラは消化がいいですね──すっかり腹がすいてしまいました。つぎなる うどん屋 へいきましょう、と。「讃岐うどん味めぐり」コースのコース設定は、じつに うまい! とガイドさんに向かってほめてあげました。

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